私が大切にしている指導方法の一つについて、今日は書きたいと思います☺
それは…
生徒の出した音楽に対して、しっかりと評価をするということです♪
講師には、曲に対して「こんなふうに弾いて欲しい」という、完成像があります。
そこに生徒の演奏を近づけていくかが、レッスンでのポイントになっていきます。
まず、講師がどんなふうに弾いて欲しいかを提示するとします。
すると、生徒はそれに対して反応して演奏します。
ここです!!
ここで、生徒の演奏を確認し、評価をする所がとても重要です。
私がここで行う評価というのは…
絶対に褒める!!
ということ。
決してマイナスな事は言いません。
なぜかというと
褒められるとシンプルに嬉しいからです。
大人でも、そうではありませんか?
講師の求めている演奏とは違っていても、まずは褒めます。
嘘は言いません。
演奏の中で必ずいい所を見つけるんです!
「上手に弾けたね」
ではダメ。
「最後まで止まらずに弾けたね」
「音の長さに気をつけて弾けたね」
「きれいな姿勢で弾けたね」
このように、具体的によかった点を見つけて褒めます!!
できている事を褒められると、もっと頑張ろうと思いませんか?
心地の良い状態を感じてもらい、そこから指導を行います。
「大きな音で弾けたら、もっとかっこいいよ」
「ここが遅くなっていたから、同じ速さで弾いてみよう」
「指の形にも気をつけて弾いてみよう」
このように、生徒の出す音に対して、評価→指導というプロセスを何度も何度も、レッスン中に繰り返し行っていき、よりよい演奏にしていきます。
褒められた事って、脳はよく覚えています。
例えば、
「最後の音の出し方が、曲の終わった感じが出ていてよかったよ!」
とある曲で評価をしたとします。
すると、その事を覚えていて、他の曲でも自発的に、曲の終わりの音まで気をつけて弾こうとするのです!
できていない事に目がいきがちですが、頑張っている所をしっかり認めてあげる
これが、haruピアノ教室で大切にしていることです☆
これは、お子さんの練習に付き添う際にも使える手法ですので、是非活用して下さいね♪