今日は合唱のピアノ伴奏を弾く際のポイント、練習方法についてお話します♪
全ての伴奏曲にあてはまる訳ではありませんが、4つのポイントとしてまとめています。
是非参考にして下さいね(*^^*)
ポイント1 ∮:メトロノームにきっちり合わせる練習を♪
伴奏は、普段弾いている曲以上に正確なリズム、テンポが求められます!
その為、必ずやって欲しいことは、メトロノームに合わせて練習する事です♪
メトロノームは、一定の間隔で音を刻む音楽用具です。
振り子を用いたもの、電子のもと、最近ではスマホのアプリにもあります。
拍子を自分で数えながら、メトロノームに合わせる練習を行っていきます。
右手→左手→両手
というステップを必ず踏んで下さいね^ ^
なぜ拍子を数えながら行うかというと、拍には強い所、弱い所があり、数える事により、意識を持った弾き方ができるからです。
楽譜にだんだん遅くするなどの、速さの指示がない限りは、一定の速さで歌を支えましょう!
ポイント2∮:左手は歌を支えるたっぷりとした大きさで弾く♪
ピアノのソロの曲では、基本、右手がメロディー、左手が伴奏という形がほとんどです。
その為、左手は右手を超えない大きさでバランスをとって弾く事が基本です。
ですが、伴奏になると違ってきます。
左手は低音で歌を支えるという、大切な役割があります。
その為、いつもは控えめに弾く事がほとんどですが、大きめにたっぷりとした音で弾き、歌を支え、そしてリードしていきましょう!
しかし、やりすぎも注意です。
自分の耳を使って、ちょうどいいと思う大きさを見つけて下さいね♪
ポイント3∮:前奏、間奏、後奏は自分のソロ曲だと思って♪
先程、伴奏は左手で歌を支えるようにとお話しました。しかし、前奏(歌に入る前の伴奏部分)、間奏(曲の途中にはさまれる伴奏部分)、後奏(歌が終わった後に演奏される伴奏部分)では、その事は忘れて下さい。
歌のない部分ですので、ピアノが主役です。
自分のソロ曲だと思って、主張して弾きましょう♪
左右のバランスをしっかりとり、右手のメロディーの美しさを際立てて弾きましょうね。
右手のメロディーが重音になっている場合は、上の音を響かせて、メロディーラインを意識して弾いて下さい。
ポイント4∮:曲の雰囲気にあった音色で♪
普段の曲を弾く際と同じですが、とっても大切な事。
曲の雰囲気にあった音色を出す事です。
元気な曲、優しい曲、かっこいい曲、ちょっと切ない曲など…
まずは曲について考えて下さい。
そして、曲にあった音を出すように心がけていきましょう♪
ピアノは打鍵スピードや力加減で、音色が大きく変わってきます。
とても難しい事ですが、それがとても魅力的な楽器です♪
その他、気をつけたい事などは曲によってさまざまです。
文章だけでは、伝わらなかった部分もたくさんあったかと思います(*_*)
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合唱伴奏ができる事は、とても貴重な経験です。
オーディションでは、みんなが同じ曲を弾く為、ただ楽譜通りに弾くだけでは差がつけられません。
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